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書籍:『40−翼ふたたび』

評価:
石田 衣良
講談社
¥ 660
(2009-02)

40歳をテーマにした作品。作品のあらすじは
人生の半分が終わってしまった。それも、いいほうの半分が。会社を辞めて、投げやりにプロデュース業を始めた喜一・40歳の元を訪れる、四十代の依頼人たち。凋落したIT企業社長、やりての銀行マン、引きこもり…。生きることの困難とその先にある希望を見つめて、著者が初めて同世代を描いた感動長編。
こんな感じで6つのテーマと、それを結びつける最終章からなっています。

半年の間に2度の退職と2度の転職をし、知り合いの広告プロダクションに務める傍らなんでもプロデュース業を営む主人公。入ってくる仕事は広告とは関係のない仕事ばかり。
このプロデュース仕事のクライアントがこの作品の中で言う人生の半分が終わった40代ばかり、また、主人公喜一の夫婦関係も冷めたものになっており、40代の複雑な状況をうまく反映した設定になっています。
これらのどうしようもない仕事を通じて、主人公喜一の仕事や人生に求めるものが変化していく様をうまく描いています。

主人公が大手広告代理店を辞めた40歳という設定で、少し先にある40歳というステージを考えさせられる作品でした。とくに、同僚のコピーライターについて書かれた章では、身近な体験と重なる部分が多く、読んでいるのがつらかった。
クライアントとなる40代男性の状況を通して、主人公の状況を反映し、成長を描いていくうまさには感動しました。

お勧めの一冊です。

at 20:11, ken5, 書籍

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